赤ちゃんの転倒転落防止策と症状別対処・応急処置

赤ちゃんの転倒・転落防止対策と症状による対処方法と応急処置。意識・呼吸がない、ひきつけや痙攣がある、嘔吐を繰り返す、寝ている時いびきをかいている場合の119番救急車で搬送、病院・小児科への受診対応、心肺蘇生法最新ガイドライン・正しい鼻血の止血方法、口の中を切って血が出ている・歯がぐらぐらしている場合の対処方法をご紹介します。新生児から乳幼児までの赤ん坊はベビーベッド・玄関・お風呂・洗濯機まで家の中には赤ちゃんが転倒・転落事故を起こす危険要因があふれています。ハイハイし始めたばかり、つかまり立ち・つたい歩き、やっと歩き始めは頻繁に転んでは立ち上がりを繰り返しますが、フローリング上や角張った家具にぶつけて肘などをうち打ち身・脱臼したり、前方に転倒して顔をうって擦り傷・青あざができる、あごを打ちつけ唇が切れる、口の中を切って出血していたりなど。また、お座りができるようになったばかりの赤ちゃんは後ろに倒れて頭の後頭部を強打してたんこぶができて、症状によっては内出血や頭蓋骨骨折、後遺症の恐れや心配等で毎日おちおち気が休まることがありません。ここでは赤ちゃんの転倒防止クッションマット・リュック・ヘルメット・ヘッドギア・滑り止め靴下等のベビー用セーフティグッズの活用と家庭内での転落防止対策、抱っこひもによる転落事故の防止策と安全な使い方をご紹介いたします。

コルクマット トップ画像

赤ちゃんの転倒転落防止安全対策と症状別対処・心肺蘇生法・鼻血止血の応急処置

赤ちゃんの転倒防止対策

クッションマットで転んだ時の衝撃を緩和しケガを防止する

フローリングはインテリアとしては樹木の温かみを感じとてもいい雰囲気を持つことで多くの家屋で人気があります。しかし、赤ちゃんにとっては冷たくて固い過ごしにくいといったデメリットもあります。歩き始めのころは頻繁に転ぶのは仕方ないとしても、その転倒の衝撃で肘などを強打したり、頭を打ってたんこぶができたり、顔をうちつけ痣(あざ)をつくったり唇が切れるなど、危険要因が多くみられます。

▶ 赤ちゃんのたんこぶは大丈夫?(後頭部強打時の対処・入浴について)

転倒防止対策として、フローリング上に等に赤ちゃんが動くスペースにクッション性のあるマットを敷くのがおすすめです。床に接するのが一番多い赤ちゃんには安全で清潔なマットを選びましょう。

安心安全天然素材のコルクマット

コルクマットは安全素材で身体に悪影響がなくホコリが舞いにくく赤ちゃんにとって心配なハウスダストによるアレルギー対策にも最適です。勢いよく寝返りをして床に頭をぶつけても大丈夫です。気密性に優れた強度のある小粒タイプでクッション性があり、物を落とした時などの響き音を抑制する衝撃吸収効果のある吸音材でもあります。大判45㎝のラージサイズなら厚さ11cmとさらにクッション効果が得られ、転倒時の痛みはほとんど感じない程度ですみます。

コルクマット

厚さ12mm・デザインが選べるジョイントマット

EVAカラージョイントマットは12㎜の厚手タイプのスポンジマットです。選べるカラーが豊富で木目調・畳柄・単色カラーなどお部屋の雰囲気に合わせたデザインを装う事ができます。

やさしいジョイントマット木目柄ジョイントマット

赤ちゃんの転倒防止リュック・ヘルメット・防止が人気

お座りができたばかりでミルクを飲んでいる時などそのまま後ろに転倒して後頭部をゴツン…。また、歩き始めたばかりの赤ちゃんは尻もちをついてもオムツがクッション代わりとなりますが、前方の転んだ時、テーブルや机の角、床にある障害物から顔や頭はガードされませんね。

そんな時の頭を保護・ガードしてくれるお助けベビー用セーフティグッズを最近よく見かけるようになりました。

一番人気は転倒防止リュック。頭打ち防止で安心できて、デザインもかわいらしいぬいぐるみ等があり赤ちゃんに背負わせても嫌がりにくいのがいいようです。リュックサックの中にはオムツなど赤ちゃんグッズを入れておくと便利です。お外で遊ぶようになっても迷子防止の紐つきがおすすめです。その他にもヘルメットや帽子、ヘッドギアなどのベビー用セーフティグッズもありますが、赤ちゃんによっては嫌がる子もいるみたいですね。

転倒防止リュック

歩き始めのころは靴下(ソックス)は滑り止め

歩き始めの赤ちゃんは非常にバランスが悪くフローリング上などはよく滑って転倒します。よく室内では靴下は履かせない方がいいと聞きますが、冬場の防寒対策、夏場でのエアコン(冷房)対策には欠かせないものです。赤ちゃん用の靴下は滑り止め加工されたベビーソックスを選ぶことが大切です。おしゃれでかわいいデザインが豊富にあり選ぶのが大変かもしれませんね。

滑り止めベビーソックス

つまずきによる転倒を防止する

段差のあるところにはつまずきガード

つまずきガード赤ちゃんはハイハイまたは歩行中わずかな段差でもよくつまづき転倒することがあります。部屋と廊下の段差、敷居の段差には柔らかいクッションテープで覆うかつまずきガードやスロープなどを設けておくといいでしょう。

おもちゃ等がちらかったままにしない

また、床の上におもちゃ等が散らかっていますとつまづきやすく転ぶと危険な事にもなりかねません。きちんと片づけて赤ちゃんが自由に動けるペースを確保しましょう。

家電コードは通り道を避ける

電源コードでのつまづき防止には延長コードを使用して通り道となる場所を避けるようにしてください。炊飯器や電気ポット、コンパクトタイプの加湿器や家庭用の家庭用吸入器などのコードの垂れ下がりに引っかかりますと蒸気や熱湯でのヤケドの恐れもありますので注意が必要です。

コーナークッションで頭のゴッツン防止

赤ちゃんが転倒してテーブルやこたつ、机や柱等の角張ったところに頭や顔をぶつけてたんこぶをつくったり、口の中を切ったりなどの事故を防ぐためにもコーナーガードやクッション等を設けておきましょう。最近では梱包材等を使用して手作りされてる方も多いようです。

コーナーガード

安心しては危険!抱っこひも事故のヒヤリハットを防止しよう

抱っこひもは赤ちゃんを目の前で抱っこできる紐または帯の事で、両手が使え、おんぶのように肩や腰の負担が少なく、赤ちゃんの様子が見えることで今も人気があります。キャリーとスリングタイプの2種類があり、使い勝手は母親次第でまた、赤ちゃんの成長に伴い抱き方も変化をつけなくてはいけません。

抱っこひもの種類と特徴
ベビーキャリー(キャリア)

キャリー・スリング作りがしっかりしていて安定性もあり、肩紐に工夫が施されているので肩こりの負担を軽減できます。縦抱き・横抱き・抱っこと形を変える多機能タイプ。有名ブランドには「エルゴ」「ミニモンキー」「アップリカ」「ベビービョルン」「コンビ」が人気を集めています。

ベビースリング
布を肩から吊るすような形で抱っこするタイプ。丸まって包まれるような形になりますが、赤ちゃんにとっては母親のおなかの中にいたときの安心感が得られるといわれています。
抱っこひもの選び方

キャリー、スリングともにそれぞれの特徴があります。赤ちゃんの成長やシーンに合わせて使い分けるのが賢明です。世間ではキャリー・スリング両方とも2個以上は持っている家庭が5割という調査結果が知らされています。

ただし、新生児のころから即購入する必要はなく、使う機会が必要なときにそろえるとよいでしょう。新生児方使えるタイプもありますが、値段もそれなりに割高となります。結局ほとんど使わずに使用月齢を過ぎてしまったなんてことは避けたいものです。

また、作りが単純なのでコンパクトに折りたたんで携帯に便利です。有名ブランドには「akoako」「トンガ」「Betta(ベッタ)のキャリーミー!」があります。デザインや柄・素材が豊富なのが特徴です。

抱っこひもを選ぶポイント
  • ●赤ちゃんが成長しても腰や肩に負担がかからないもの
  • ●装着が簡単ですぐにサッと使える
  • ●外出時には持ち運びが楽でコンパクトに折りたためるもの
  • ●成長に合わせておんぶもできる多機能タイプ
  • ●夏場にはメッシュ素材など通気性のあるもの
  • 安全性は当然で使う方の身体や使うシーン・季節に合ったものを選ぶようにしましょう。
抱っこひも事故の原因

抱っこひもは多くの専門家やメーカーのこだわりにより改良に改良を重ねて随分と使い勝手がよくなり安全性にも強化されています。しかし、実際には約5年間の間で約120件近くの転落事故報告が知らされているのが現状です。

抱っこひもによる転落事故の例
  • ■ひもの締め方が緩くまたはゆるんできて隙間から転落してしまった
  • ■紐を調整している際にあやまって横から転落してしまった
  • ■前かがみになった時に頭から赤ちゃんが転落
  • ■抱っこしている側が安定の悪い靴を履いていて歩行中つまずき前から倒れてしまった
  • ■抱っこひもを着脱している時
  • ■抱っこからおんぶへと抱き方を変えている時
  • ■紐がほどけるまたは切れてしまった
  • ■肩ひもがずれ落ちてしまった際にゆるみ転落してしまった
  • ▶ 国内および海外での抱っこひも事故の事例(PDFファイル)

上記のような転落事故は頭の重い赤ちゃんは頭部から滑り落ちる可能性が高く、よく寝る子に多いといわれています。コンクリート上やフローリングではたんこぶができ、最悪の場合には頭蓋骨骨折や外傷性くも膜下出血、脳損傷、脳内出血など重症に至る恐れもあります。

抱っこひもを使用する時の注意点

転落事故の原因のほとんどが親の不注意によるものです。海外の輸入品で製造ミスであるとか「SGマーク」「PSCマーク」がついているから安心といった理由ではありません。どんなに優れたベビーグッズやセーフティグッズでも必ず欠点や不慮の事故は起きてしまいます。安全対策を施すのはものではなく人であるという事を認識しておくことが大切です。

抱っこひもの正しい安全な使い方
  • ◆必ず手を添える
  • ◆前かがみにならないように手を添えて腰からしゃがむように心がける
  • ◆赤ちゃんを抱えたまま紐の調整はしない、ゆるんだ時は一度下すか別の方に補助してもらう
  • ◆雨天時や足場の悪い所では使用はなるべく避ける

赤ちゃんの転落防止

生後1か月の赤ちゃんをソファーで寝かしておいて、ほんの一瞬目を離したすきにフローリング床の上に転落してうつ伏せの状態で大泣き…。生後10か月の子がベビーベッドの柵を乗りこえて転落した…。満一歳の赤ちゃんが階段から転げ落ちるなどの転落事故はわずかの間目を離したすきに起きてしまいます。

階段・玄関での転落防止

ハイハイやつかまり立ちができるようになってくると、階段などの段差によじ登ろうとしますが、下りることはできません。まず、階段は絶対一人では上り下りさせないで目を離さないようにする事が重要です。一人で上ろうとしているのを見かけても大声を出すと注意がそれて危険なので、そっと近づきましょう。

ベビーガード

赤ちゃんの階段転落防止には階段上に開閉扉タイプのベビーゲートか開かないタイプのベビーフェンスを取り付けるのが一般的です。ベビーフェンスは毎回通るたびにまたがなくてはいけないの面倒ですが2㎜近くの幅広タイプもあり取り付けも簡単なので人の出入りの少ない場所に設置するといいでしょう。人気の高いベビーゲートは扉開閉機能で通り抜けしやすいところにあります。安全性を高めたオートロック機能やゲートの段差を解消するスロープ付きなど様々です。

取り付け方法は一般には突っ張り式のポールやネジタイプがありますが、「突っ張り棒を締めすぎて壁に穴が開いた…」なんてこともあり、マンション暮らしの方に修理費がかさんで大変!キチンと耐えられる家屋の強度を見はからって選ぶようにしましょう。いづれにしても柵を用いての転落防止できるのは二歳児までとなっています。そのくらい成長すると開閉する知恵がついてきますから。

寝室での転落防止

赤ちゃんのベッド転落に要注意!!

寝室での転落事故で最も多いのが「ベビーベッド」です。柵を開けっ放したまま、またはしっかりと閉めていなたっかなどが多く、寝返りをうつ赤ちゃんはそのまま転落…。

新生児のころは寝返りがまだできない理由でベッドからの転落は少ないのですが、1歳を過ぎた頃になると動けるようになり、はいずりやつかまり立ちをし始める時期になると自分でベッドをのり越えてしまうようになります。

赤ちゃんのベッド転落による頭部外傷・後遺症について

ベッドから転落すると3等身で頭が重たいため、頭から転落してしまうと、おでこや後頭部を打ちつけ、たんこぶ等の頭部外傷になるケースがあります。また、お腹を強く打ちうつ伏せ状態になり嘔吐や吐くといった事故もよくあります。

すぐに泣く場合は意識がはっきりしている証拠でまだ安心ですが必ず外傷がないかどうかを確認しなくてはいけません。目立った傷や打撲がないとしても、強打による内出血や頭蓋骨骨折・脳震盪を起こしている恐れも少なからずあります。

転落直後に泣かない、呼んでも反応がない、朦朧としている、お腹を打ったことで嘔吐するなどの症状がある場合は直ちに救急車を呼び寄せ病院での診断が必要になります。場合によっては後遺症や死亡事故にまで及んでしまう事故の例も実際に起こってしまっています。あわてず騒がずに落ち着いて救急車が到着するまで間は冷静になって「応急処置」を行いましょう。

赤ちゃんのベッド転落防止対策

ベビーベッドからの転落事故を防止するにはベッドは使わないで床に布団を敷いて寝るようにするのが一番安全ではありますが、家庭環境によりペースや収納、床面のホコリ等のアレルギーやペットのイタズラ、布団の出し入れ等の手間を考えるとベビーベッドの使用は便利ではあります。便利ではありますが、転落事故を起こす防止対策をきちんとしなくてはいけません。

フローリング上の設置は転倒転落防止マットを敷く

ベビーベッドの設置する場合フローリンク上に置く場合は、カーペットや絨毯、クッション性のあるコルクマットやスポンジマット等を敷き詰めておきましょう。

窓際・カーテンの近くは避ける

ベッドを置く位置で気を付けたいのが窓際です。ベッドを踏み台にして窓の外に転落する事故が見受けられます。その他直射日光に当たりやすく、換気の際に窓を開けたままにしておくと、外部からのホコリや車の排気ガスを吸い込みやすく喘息を引き起こす恐れもあります。

また、カーテンの近くも注意が必要です。カーテンを首に巻きつけて窒息してしまう事故が多々見られます。その他ブラインドの紐やコードには気をつけましょう。

ベビーベッド選びは安全面をしっかりと確認する

赤ちゃんがベッドから転落しないように柵の高さや柵の間隔も頭や手足が挟まらないように購入の際には安全面に考慮して選ぶことが大切です。ベビーベッドは利用期間が短いために処分に困るといった悩みもありますが、最近のベビーベッドはとても進化していて、母親のベッドと横に並べて柵をおろして使う添い寝タイプ、赤ちゃんのオムツの替えがしやすいハイタイプ、お掃除のときや移動が便利な折りたたみ式、狭いお部屋での場所をとらないミニサイズなど様々です。

また、使用しなくなった場合を考慮して、不要になった時には付属品を使って組み替えができ、ベビーサークルや収納ラック、ベンチとしてなどさまざまな使い方に応用できる多機能ベッドがあります。レンタルできるものやリサイクルショップの中古品等では衛生面や安全性をしっかりと確認して上手に利用しましょう。

多機能ベビーベッド
お役立ちアイテム!寝返り防止クッション「スリープキーパー」

寝相が悪い子の頭をベッドの柵にぶつけたり、寝返りをうつ赤ちゃんのうつ伏せ寝による窒息事故を防止します。布団内だけでなくベビーチェアでのヘッドレストやチェアベルトとしても使え便利でおすすめです。

スリープキーパー

家族で一緒に寝られるローベッドがおすすめ

赤ちゃんの安全性や衛生面を考慮した場合、ベビーベッドが一番いいのかもしれません。しかし、ベビーベッドは使う期間も短く場合によっては1~2か月で不要になる…なんてこともあります。ここでは、ベビーベッドではなく、親と一緒に添い寝しやすいベッドをご紹介します。

赤ちゃんをベビーベッドではなく親と一緒に添い寝したいと考えている場合、やはり転落転落することが最も危険で怖いですね。0~1歳児だと受け身をとることは当然できず、たとえ40cmぐらいの高さのベッドでも大けがをしてしまいます。

安全性を考えた場合、床に直接布団を敷いて寝ればいいのではないか?…と考えるのが普通ですが、「布団の上げ下げが大変…」「布団の収納スペースを確保しなければ…」「湿気が気になる…」「床に直接は寒さを感じる…」など、いくつかの問題があります。

そこで、添い寝しやすく、なおかつ家族全員で寝られるワイドサイズのローベッド(フロアベッド)がおすすめです。

ワイドサイズのローベッドを推奨する理由
転落予防にはローベッド

高さが低いので転倒転落の危険性が低く、布団の上げ下げの面倒さもなくなります。ロータイプなので部屋においても圧迫感なく広々とした空間を確保できます。

家族全員で寝られる

赤ちゃんの夜泣き、子供のぐずり、寝かしつけなど、子供が小さいときは家族で一緒に寝ることが非常に大切な事がたくさんあります。

子供が成長してからも使える

ベビーベッドはすぐに不要になってしまいますが、ここでご紹介する連結タイプのワイドサイズローベッドは分解して使う事ができ、子供が成長しても、長く使う事が出来ます。

おすすめ!ワイドサイズローベッド

マットレス、サイズ、フレームの色を選択できます。また、フレームのみの販売もあります。興味のある方は画像をクリック!

連結ベッド ワイドキング260【JointJoy】【日本製ポケットコイルマットレス付き】ブラウン 親子で寝られる棚・照明付き連結ベッド【JointJoy】ジョイント・ジョイ フロアベッド ワイドK200【Joint Wide】【日本製ポケットコイルマットレス付き】 ホワイト モダンライト・コンセント付き連結フロアベッド【Joint Wide】ジョイントワイド

リビング・ベランダ・台所での転落防止

赤ちゃんの転倒転落他、誤飲などの不慮の事故は約過半数はリビングで発生しているといわれています。家族が集う場所でもあるので、たくさんのもので囲まれています。整理整頓は当然で、すぐに使用しないものが別の部屋に移すなどして広く使うようにしなくてはいけません。

赤ちゃんのいたずら防止!テレビ周りにはテレビガードの設置を

ハイハイし始めるころよりテレビ下のボード内のデッキや配線に触り機器ごと抜き出してしまったりなどいたずらが絶えません。それに、赤ちゃんにとってテレビ画面は何やら音がしてちらちらと動く映像に非常に興味津々になり、すぐにテレビに近づきたがります。

しかし、テレビ周りは赤ちゃんにとって危険要素があふれています。まず、テレビ画面のホコリ。静電気でホコリが付着しているため、吸い込んでしまう恐れがあります。また、つかまった時に万が一テレビ台が転倒することも。

また、やんちゃな子にはおもちゃで画面をガンガン叩いて割ってしまうという話も聞きます。ボード内の機器を荒らしたり、配線ケーブルで首を撒きつけてしまったり、感電の恐れもあります。

テレビ好きの赤ちゃんには、安全対策・いたずら防止にテレビガードを設置して近づないようにしておきましょう。100均のワイヤーネットなどで手作りなんかもおすすめです。少しコストはかかりますが、画面ガードで保護しておくとより安全です。

赤ちゃん テレビ 転倒

ソファに一人で寝かさない

よくある事なのですが、ちょっと赤ちゃんをソファや椅子の上においてほんの少しの間だけ目を離していると転落していることがあります。その「少しの間だけ…」が大きな事故につながる要因となります。まずは親が目を離さないことが大切です。赤ちゃんのいるお部屋には座高を低くしたローソファーを選ぶのが無難です。

ローソファー
★イメージ画像:フロアソファ【OLIONA Standard】オリオナ

ベランダには踏み台となるものは撤去

赤ちゃんが一人で上れてしまう踏み台となるミニチェア(豆椅子)やストール、オットマンなどは撤去しておくのが無難です。特に窓際には採算の注意が必要です。一人で上って窓から転落する恐れがあります。ベランダのゴミ箱やビールケースなども置かないようにします。室外機の設置場所にも考慮しなくてはいけませんが、赤ちゃんをベランダに一人で遊ばせないようにする事が安全です。

その他にもリビングには「誤飲」・「やけど」・「打撲」など赤ちゃんの事故を招く要因が潜んでいます。出来る限りの安全対策は欠かせません。

詳しくは→赤ちゃんの安全対策/やけど・誤飲・転倒転落・落下等の予防安全対策

網戸の老朽化に注意!

網戸は家を立ててから一度も交換していないとしだいに老朽化して危険です。赤ちゃんが寄りかかって破れてそのまま屋外に転落する恐れがあります。思わぬところに危険要因は隠れています。定期的な点検をしておきましょう。

台所のキャスター付きワゴンに注意

台所によく使うキャスター付きのワゴンにつかまり立ちして転倒する場合があります。調理中での目の届くところに移動して、ストッパーで安定できるようにしましょう。

簡単!手作りワゴンストッパー

では簡単にできる手作りワゴンストッパーをご紹介します。用意するものは缶詰(ツナ缶などの高さの低い缶詰)4つ、いらなくなった靴下またはハンカチ4つ、接着剤。缶詰をよく洗い、使わなくなった靴下またはハンカチなどを缶詰に接着剤で覆い、キャスターにハメるとストッパー代わりになります。靴下やハンカチはちょっと…と思われる方は滑らない布等でもかまいません。安定性を十分に確認して手作りに挑戦してみましょう。

ふろ場・洗面所・脱衣所・トイレでの転落防止

浴槽はフタをして残り湯はしない

風呂場にはおもちゃ等があり遊びたがるので、1人でよちよち風呂場に入ってしまう事があります。それで誤って浴槽に転落してしまうのです。風呂場には鍵を設けて入れさせないようにしておきましょう。また、残り湯は貼ったままにしておかないこと、最悪溺水の恐れがあります。

親と一緒に入浴中でも浴槽の中では滑りやすく転倒することがあります。浴槽滑り止めマットかシールで安全対策しておきましょう。

洗濯機に潜む危険

洗濯漕に頭から転落して溺れる事故は今でも世界中で起こっている有様です。それだけではありません。作動していない洗濯機の近くで兄弟が遊んでいて近くにある洗濯かごを踏み台にして洗濯漕に転落し、あやまってスイッチを押してしまい自動ロックの全自動でふたが開けられないという何とも痛々しい事故があったことは最近の話です。

赤ちゃんや幼児をあそばせる場所は親の目のつくところで遊ばせて常に目を離さない覚悟が必要です。

トイレのドアには外鍵を設ける

トイレの便器に転落する恐れもあり、トイレ内の薬剤に手をつけ誤飲するといった事故も多くあります。蓋にはストッパーをつけるかトイレのドアに外鍵を設けるなどしておきましょう。

赤ちゃんの転倒転落後の症状による対応と応急処置

赤ちゃんがベビーベッドや階段・玄関・お風呂やトイレ等で転倒転落した場合、焦らずにその時の症状を冷静にみて、正しい応急処置、早急に病院へ連れて行く必要があります。また症状によっては横転や落下事故のより頭や内臓を強打して、けいれんや嘔吐、意識消失などの症状がある場合には至急「119番」救急車を呼びましょう。

救急車を至急呼ぶ必要がある症状と応急処置対応

転倒転落により以下の症状がある場合には至急「119番」救急車を呼ぶ必要があります。到着するまでの対処・応急処置を説明します。

声をかけても返事がなく意識がない・呼吸がない

名前を呼んでも意識がない場合は脳内出血等を起こしているかもしれませんので絶対に体を揺すってはいけません。意識を失うと舌の付け根が落ち込んで気道をふさいでしまいます。軽くおでこを押さえて頭を後方へ傾け、指で下あごを押し上げるようにして気道を確保します。

呼吸がない場合の応急処置━心肺蘇生法━
心肺蘇生法の手順【動画】
肋骨圧迫のやり方とポイント

肋骨圧迫は赤ちゃんや幼児の場合も、両方の乳首を結んだ胸の真ん中あたりを押します。赤ちゃんの場合は指2本で押し、幼児の場合は手のひらの付け根で行います。

肋骨を圧迫するのは心臓を押して血流を送り出す事が目的なので遠慮気味に弱くごわごわやっていては効果がありません。胸の厚みが3分の1がへこむくらい強く・速く・リズミカルに行なうのがポイントです

耳とほおを赤ちゃんの口鼻に近づけ10秒以内で吐く息があるかどうか呼吸を確認します。同時に胸やお腹あたりを見て、上下に動いているかを確認します。呼吸場ない場合は救急車が到着するまで「心肺蘇生」をし続ける必要があります。以前は人工呼吸もセットで行うよう指導されておりましたが、初心者では難しいとのことで心肺蘇生法 ガイドライン 最新版では省略されています。

ひきつけ・手足がけいれんし、嘔吐を繰り返す

嘔吐がある場合は吐いたもので喉をつまらせやすくなり場合によっては窒息をしてしまう事もあります。仰向けにしないで吐いたものが口から出やすいようにそっと頭を横向きにして寝かせておきましょう。

赤ちゃんが寝返りしないように膝を軽く曲げ、下側の腕を体の前へ置くようにしておきます。救急車が到着するまで赤ちゃんの回復体位を保って待ちましょう。

その他以下の症状がある場合も直ちに「119番」しましょう。

  • ●目がうつろ気味でボーっとしていて反応が鈍い
  • ●目のまわりや耳の後ろに点状出血斑がある
  • ●鼻や耳から透明な液体(脳脊髄液)が漏れ出ている
  • ●手足が変な角度に曲がり、骨折・脱臼している
  • ●打ちつけた頭の部分にへこみがある

速やかに病院で受診する必要がある症状

赤ちゃんが転倒転落した場合、すぐさま意識確認をして頭や体のたんこぶやあざ、腫れ、打ち身をチェックしましょう。意識もあり吐き気も頭のたんこぶもない場合でも注意が必要です。特に頭を打った場合は頭蓋骨骨折は脳内出血など、脳への影響があることがあります。

また、転倒転落が原因でいびきをかいて寝ている場合は注意が必要です。頭を打った衝撃で脳震盪をおこし、意識がないときに気道が狭くなる事でいびきをかいている場合があります。呼吸困難や窒息の恐れがあります。悪化・重症化しないうちに速やかに病院・小児科で受診してもらいましょう。

  • ●顔色があおざめ、打ったところの腫れが大きくなってきている
  • ●胸を打ったせいか咳き込んだりして息苦しそうにしている
  • ●いつまでたっても泣き止まない
  • ●血痰・血尿がでた
  • ●いびきをかいて眠っている
  • ●痛み強まり、呼吸がしっかりできない

赤ちゃんが転倒後に「鼻血」を出した時の対処法

赤ちゃん・幼児の間違った鼻血の止め方

赤ちゃんや子供は横転したりして顔面を強打すると鼻の粘膜や毛細血管が柔いため、大人に比べて破れやすくなっているのでよく鼻血を出します。しかし、間違った止血方法をですとかえって鼻血を悪化させます。特に赤ちゃんや幼児には注意が必要です。ここではよくありがちな間違った方法を上げてみましょう。

間違った鼻血の止め方キーゼルバッハ部位

×上を向かせて鼻血が下にたれないようにする

上を向かせると鼻血がのどに入ってきて咳がでやすくなり、また血液がかたまってしまうと呼吸の妨げになります。飲み込んでしまうと胃の中で消化不良を起こす場合もあります。

×ティッシュ等を何度も詰め替えする

ティッシュ等を詰めるとかえって鼻腔粘膜を傷つけ鼻血を止めるどころか出血を促進してしまう恐れがあります。それに、止まるまで何度も入れ替えたりするとせっかく固まった血液のかさぶたを破ってしまう事もあり逆効果です。

×首の後ろをトントン叩く

首の後ろを叩くと止まるというのは医学的な根拠がありません。むしろ出血を促進させてしまい、ましてや赤ちゃんの頭に振動を与えるなどすると嘔吐の原因となります。くれぐれもこういった迷信に騙されないようしましょう。

×鼻の上部の骨の硬いところを圧迫する

鼻血の出血は鼻中隔の前方にあるキーゼルバッハという血管が集中して多くある場所からの出血がほとんどです。確かに鼻の動脈は付け根の骨の部分を通っていますが、人に力で押さえたところで動脈を塞ぐのは無理です。

正しい鼻血の止血は「圧迫止血」

それでは正しい鼻血の止血方法をご紹介します。方法は簡単!ポイントは小鼻前方にあるキーゼルバッハ部位の出血を止めることです。

小鼻(鼻の膨らんだところ)を親指と人差し指でつまみ、顔は下を向かせます。つまむ際にはティッシュ等で受けながらつまんでもいいでしょう。また、冷たいタオル等で鼻を冷やすと効果的です。約5分長くて15分程度で止血します。

正しい鼻血の止血方法

鼻血の止め方 手順1鼻血の止め方 手順2

赤ちゃんの鼻血と病気の関係性について

上記の方法で止血しても鼻血が止まらない時は至急病院で受診していただく必要があります。鼻血は転倒転落時の衝撃によるものと傷以外に病気を患っている場合もあります。止血してもなかなか止まらない、頻繁に鼻血を出すといった症状がある場合は早急に病院へ連れて行きましょう。

病気の可能性が高い鼻血の原因
  • ◆アレルギー性鼻炎
  • 副鼻腔炎(ふくびくえん)
  • ◆蓄膿症(ちくのうしょう)

転倒転落後に口から血が出ている時の対処と応急処置

赤ちゃんが転倒・転落によるケガの中でも多いのが唇や口の中からの出血です。生後6か月くらいになると前歯(乳歯)が生えてくるので頭やあごを打った衝撃で唇や口の中を噛んでしまいます。

赤ちゃんが口から出血した場合もともと小さい口の中なので、唾液と混ざり出血量が多く感じられビックリします。しかし、思っているよりも傷が浅いこともあるのであわてず落ち着いて対処するようにしましょう。

出血箇所と傷の深さを確認する
  • まずは、どこから出血しているかを確認してください。
  • (唇・舌・口内粘膜・上唇小帯・歯茎)
唇・舌・口内粘膜からの出血
  • ・顔を前に傾けて血を吐きださせます。
  • ・清潔なガーゼ・不綿布・ベロット等で傷口を挟み、顎の下や口の周りから押さえるようにして約10分間圧迫止血します。
  • ・くれぐれも赤ちゃんが息継ぎできないほど圧迫し続けないように注意しましょう。
  • 【こんな時は口腔外科での受診が必要】
  • ・傷口が深い
  • ・口の奥の方を切っている
  • ・圧迫止血を20分以上しても血が止まらない
上唇小帯からの出血

上唇小帯上唇小帯とは上唇と前歯の間にあるひだ状になっているところで、赤ちゃんはよく転倒・転落などの衝撃で切ってしまう場合がよくあります。ママさんが歯磨きをしているときも上唇小帯にあたりきってしまうほどです。

単に切ってしまった場合は上唇の上から押さえ圧迫止血すれば大抵は止まります。しかし、傷が深くなかなか止血しない場合は病院で治療してください。

歯茎からの出血

赤ちゃんが転倒や転落で口の中から血が出ている場合、歯茎からの出血、または出血がなくても歯がぐらぐらしている場合は早期治療が必要です。

赤ちゃんが歯を打ちつけ歯茎からの出血やぐらついたままの状態(亜脱臼)にしていると、歯の奥の方で内出血をしていて次第に変色して、神経損傷を招く恐れがあります。

乳歯だからどうせ抜けると思ってグラグラの状態のまま放置していると、これから生える永久歯が生えにくくなったり、ゆがんだ生え方や弱い歯が生えるなど悪い影響を与えてしまいます。

赤ちゃんが転倒転落等で歯がぐらぐらしてしまった時、歯茎からの出血があった場合はは直ちに歯医者での治療を受診してください。

歯がぐらぐらした場合は歯医者で治療が必要

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