脳を刺激する歩き方

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脳を刺激する歩き方

足のつま先が脳を刺激する

歩くと脳が刺激されてボケ防止になると言われています。

なぜ歩くことにより脳を刺激するのでしょうか?または刺激するような歩き方が<あるのでしょうか?/p>

剣道や柔道、相撲、あるいは狂言や日本舞踊など、日本古来の武道や芸事の足さばきは「すり足」が基本になっている。

つま先を大きく上げずに、床と平行にすっすっと足を運ぶ。

これは脳を刺激する、活性化させる素晴らしい歩き方です。

人間の遠い祖先が二本足で立ち上がったときのことを想像してもらいたい。

想像するよりも実際やってみるほうが簡単かもしれません。

四つん這いになって、そのまま立ち上がってみてください。

二本足で立つときにどこに力がかかるだろうか?

やってみるとわかると思いますが、それはつま先です。

私たちの遠い祖先が、あえて安定性のある四つん這いの姿勢を捨てて、二本足で立ち上がろうと努力を始めたとき、懸命になってつま先で立つ練習をしたはずです。

その進化の過程は、「はいはい」から立ち上がるとする、一所懸命の赤ちゃんに見ることができます。

つかまり立ちをしている赤ちゃんをよく観察すると、足先がぎこちなく下を向き、つま先立ちをしようとしているかのように見えます。

筋肉の付き具合があるのだろうが、私たちの祖先もつかまり立ちをする赤ちゃんのように、ぎこちなくつま先立ちをしていたのかもしれません。

しかし、こうしてつま先に神経を集め立ち上がる努力をしているうちに、つま先と脳が太い神経で結ばれるようになります。

歩くことにより、血液の循環がよくなり有酸素運動の効果で脳に十分な酸素を取り込むことができるように なります。

まさに、脳を刺激する歩き方の原点といえます。

さらに足裏にある脳を活性化するツボがあります。ツボを刺激することにより脳が活性化されてその働きが活発になります。

頭がすっきりしてきて記憶力や集中力、理解力など頭の回転がよくなると言われています。

脳を刺激するのはつま先のほうがかかとよりはるかに大きいのです。

だから日本古来の歩き方であるすり足は、脳を活性化させ、刺激する歩き方と言えるのです。

脳を刺激する歩き方

建築現場で働くとび職の人たちは、地下足袋をはいている。

地下足袋のゴム底はかなり薄く、地面や足場の感触が足裏に伝わりやすくなっている。

この方が細い梁(はり)の上などを歩きやすいのだそうです。

足裏に神経を集中してすっすっすっと歩く。

建築現場は、針が突き出た板が落ちてきたりして、危険もある。

しかし、猫のように足裏に神経が行き渡っているので、危険物に軽く触れても踏み抜かないという話を聞いたことがある。

だから私たちも、歩くときはとび職の人たちのように、つま先を意識した歩き方が脳を刺激する。

ドスドスとかかとから歩く人がいるが、膝への負担が大きいばかりか、つま先からの刺激がほとんど脳に伝わらない歩き方です。

もう少しつま先にも意識を集められるようにすると、歩きながら脳も活発化させる事ができるはずです。

つま先に神経を行き渡らせるのが難しければ、階段や、坂道を上るときにちょっと歩き方を意識してみてほしい。

これだけでも十分効果はあるはずです。

つま先を意識した歩き方

歩くスピードを変えると脳が活性化する

姿勢を正してリズミカルに歩くのがウォーキングの基本ですが、つねに一定のスピードで歩かなくてはならないということではない。

むしろ、緩急をつけた歩き方のほうが脳が活性化するのです。

歩いている時、足と脳の間では活発な情報交感が行われている。

脳は活性化し活発に働いているのだが、同じリズムの歩き方では、情報のやり取りが単調になってしまう。

がらがらに空いている高速道路を一定のスピードで車を走らせているような状態と考えなければいい。

道路はどこまでもまっすぐに続いている。

緊張しなければと思っても、つい気が緩む。やることがあまりないからだ。

ハンドル操作もいらない、アクセルも同じ力で踏みっぱなしです。

車は順調に走っているが、脳は弛緩してしまっている。

ウォーキングで一定のリズムで歩いていると、これと同じようなことが、足と脳とで起こっているはずです。

こんなときは、少し緩急をつけて歩くといいでしょう。

少しゆっくりしてみたり、逆にさっさっさっとピッチを上げたりという歩き方は、脳に刺激を与える。

こうして脳と足が活発なやり取りをするわけです。

医学的にも、ウォーキングマシンを使って、時速3キロ、5キロ、9キロと速度を変えて歩いた場合の脳の働きは、3キロのときは足の運動野が働き、 5キロにスピードアップすると運動前野が、さらに9キロにすると、運動野と運動前野のほかに前頭前野のあたりも働くという実験結果もでています。

歩く速度を変えたら働く場所が変わり、早速くらいになると運動性皮質に加えて前頭前野も働くことが分かったのです

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