肥満やメタボ解消、生活習慣病の予防や脚やせダイエットなどの理由で始めたウォーキング。年配の方や運動が苦手な女性の方にも手軽にいつでも始められるスポーツです。
有酸素運動の王様といわれるウォーキングは脂肪燃焼効果があり、健康的なダイエットとしても非常におすすめです。
しかし、ダイエットや脚痩せ効果を目的とした場合、同じウォーキングをしても成果が出やすい人と、出にくい人がいます
「痩せたい!」「ふくらはぎを細くしたい!」のであれば、体脂肪を効率的に燃焼させなくてはいけません。
そのためには歩行の、
速度(スピード)・時間帯・タイミングを最適化すると脂肪燃焼効果を高めることができるのをご存知でしょうか?
当サイトでは、脂肪燃焼に最適で効率的なウォーキングダイエットを実践するための「速度(スピード)」・「時間帯・タイミング」についてご紹介します。
ウォーキングの消費カロリーは、
約30歩(早歩きなら約24歩)で1kcal(キロカロリー)で計算します。
例えば、食事で1日に500kcal(キロカロリー)を過剰に摂取しているようなら、「過剰摂取500kcal(キロカロリー)×早歩き24歩=12,000歩」の早歩きを取り入れる計算になります。
しかし、12,000歩で500kcalといってもダラダラと歩いた時と、早歩きの場合ではカロリー消費量は違ってきますし、年齢や体重の差でも各個人に差が生じます。
ここでは、運動強度や個人の年齢・体型に沿ったカロリー計算方法と効率よいウォーキングで効果的に脂肪を燃焼させるためには「質」つまり、同じ距離と時間を歩いたとしても最適な速度・効果的なタイミングの時間帯を設定し、最適な心拍数計測・レベルアップした歩き方をご紹介します。
体力アップを目的とした厚生労働省の新しい運動プログラムの「METs(メッツ)」を活用します。
運動強度や年齢・体重にそったカロリー消費量を計算することができます。
運動強度を安静時の何倍に相当するかで表す単位で、座って安静にしている状態が「1メッツ」で普通歩行では「3メッツ」に相当します。
ダイエットに適したMETs数は「4~5メッツ」とされています。
METs表示の詳細▶ 【身体活動のメッツ(METs)表】
「METs」を使って消費エネルギー量を計算する場合は
「消費カロリー(kcal) = METs x 運動時間(時間) x 体重(kg) x 1.05」となります。例えば、体重60kgの方が時速6kmの速度で約30分間のウォーキングを行った場合、メッツ数は「5」となります。
5METs × 0.5(30分) × 60 × 1.05 =157kcal(キロカロリー)
上記の表から見ても体重や年齢によって消費エネルギーの違いが分かると思います。単に〇〇すると△キロカロリー消費するといった基準はあくまで平均的な目安にしかなりません。
脂肪燃焼効果の高い速度をメッツ指数から割り出してみましょう。
厚生労働省では毎日の健康・ダイエットのための運動は1日4~5メッツが最適としています。
ウォーキングで5メッツ相当する速度は、分速100m(時速6km)の速度となり、最も脂肪を燃焼する速度とされています。
脂肪を燃焼させるには運動後最低20分以上続けて行う必要があります。また、継続させるために、あまり負担をかけないで少しずつ成果をだすプログラムを設定しなくてはいけません。
つまり、痩せるための歩行で効果を得る速度と時間は、
「時速6kmの速度で約30分程度のウォーキング」が最適
という事です。
電動ウォーカーやスマホアプリを利用して歩く速度を計測させることができますが、中には面倒だと思う方もいます。
また、高齢者の方は、スマホアプリやウォーキングマシンの数字が見にくくて読み取れない方もいます。
そんな方には、速度を時間と距離に換算して計測する方法を取ります。
時速6kmの速度は1分間に100m。つまり、30分間で3キロ(距離)に相当します。
歩く速度は毎回計測するのは困難ですが、
「3キロ(距離)を30分で歩ける速度」を目安にする方法もあります。
いつも歩くウォーキングロードが何キロあるか?何分で歩いているか計測してみましょう。1キロなら10分。2キロなら20分。
これなら簡単に最適速度の目安が分かりますね。
ダイエット目的でウォーキングをする場合は第一に、
体脂肪を燃焼させる最適な正しい歩き方を知り習得する必要があります。
例えば、ふくらはぎを細くしたいと思っている方には、歩き方を間違えるとかえって片寄った筋肉がついてしまい、ムキッと盛り上がったふくらはぎの筋肉が付いてしまします。
ふくらはぎや太もものむくみや筋肉太りでお悩みの方にぜひ読んでいただきたい記事をご紹介しておきます。
ウォーキングにはだれにでもできる運動で様々な効用が期待できます。
先ほどご紹介した歩く速度を設定させることで、脂肪燃焼効果が違うのが分かりました。
ですが、ウォーキングをする目的は、単に痩せたいためではないという方も当然います。元気になりたいから、ボケ防止のため、骨粗鬆症予防、アンチエイジング、メタボ対策などの成人病予防など目的は個人によってさまざまです。
そして、効率的なウォーキングの実践をするためには、もう一つ大切な事が、
歩くタイミングです。
ウォーキングといえば朝が最適だといわれることが多いのですが、目的によって歩く時間帯、食事の前後などタイミングによって効果が違ってくるのです。
朝日中・夜の時間帯、食前・食後、筋トレ時、糖尿病患者の血糖値上昇防止、痩せるためなど目的によって効果的な歩くタイミングは違ってきます。
メタボ解消を目的とした30程度のウオーキングを行うのなら、血糖値が下がっているタイミングがベストといえます。
わかりやすく言えば、食事前の空腹時が最適といえます。
このタイミングで歩くと、本来エネルギーとなるはずの血液中のブドウ糖が少ないため、脂肪燃焼効果があります。生活習慣病の改善やダイエットには、非常に効果的です。
また運動することで血糖値が上がるために、空腹感が抑えられ、夕食前の間食を防ぎ、同時にその後の夕食でも少量で満足感を得ることができ、効果は倍増します。
ただし、運動強度が強すぎると、人間の体は、脂肪ではなく、糖をエネルギー源として使ってしまうため、低血糖症などに陥る危険性があります。
運動強度高いパワーウォーキングや長時間にわかって歩く場合は空腹時は危険です。30分程度の軽い歩行なら問題はありませんが、少し糖分を摂取してから行わなければいけません。
夕食は1日のうちでもカロリー摂取量が高く、寝ている間に脂肪が蓄積されやすくなります。夕食後少し時間をおいて歩けば、余分なカロリーが消費され脂肪が付きにくくなるのです。
また、この時間帯とタイミングで歩くと、適度な運動が循環を高めて、眠りにつきやすくなります。
さらに眠りのリズムも整い、寝ている間の成長ホルモンの分泌が促されて、組織の修正や再生が活発になるのです。筋肉や骨が強くなり、免疫力も高まって、健康な体を保てます。
成長ホルモンは「痩せホルモン」ともよばれ、
就寝中のエネルギー量を増加し、カロリー消費量を増やす事で、脂肪を燃焼させます。最新科学で実証された「睡眠ダイエット」はこの成長ホルモンや脂肪を分解するコルチゾールの分泌を最大限に生かしたダイエット法です。良質の睡眠を7時間連続ぐっすり眠ることで一晩約300kcalを消費するといわれています。
長い距離や60分以上歩くときは、食後2時間半ほど経過したタイミングで歩くのが効果的です。胃腸の消化吸収が終わり、血糖値が高くなっているときに歩き始めれば、低血糖症に陥る危険も避けられます。
ただし夜中の歩行は物騒で、走行車などの危険性もあります。一人で歩かず誰かと一緒に歩くようにし、安全タスキを必ずかけ危険な場所は避けるようにしてください。自宅で歩けるウォーキングマシンがあると好きな時間に歩け、速度調整やメッツ計測等ができ危険性も回避できるのでおすすめです。
糖尿病を患っているで血糖値の上昇を抑える事ができるウォーキングの最適なタイミングは、
食後30分から1時間後の約15分間の歩行が血糖値が跳ね上がるのを防ぐことができます。
1日の中で、1時間程度の歩行を1回するよりも、毎食後の30分~1時間後約15分間に分割する方が血糖値が安定することが分かっています。
また、高血糖を防ぐだけではなく、動脈硬化や心筋梗塞・脳卒中のリスクを軽減するとも言われています。速度はそれほどはやめる必要はありません。
ただし、食事をした直後は消化吸収の妨げとなり胃腸に負担をかけてしまいます。食べて休む間もなくすぐに歩くことは避けてください。血糖値上昇が最もピークになる食後1時間くらいのタイミングで歩くと効果的です。
筋力トレーニングといえばジョギングなどの脂肪を燃焼させる有酸素運動と違って瞬発力による無酸素運動でダイエット向きではないように思いますが、一昔「タンベル体操」が基礎代謝を上げ脂肪を燃やしやすい体にするという事で流行になりました。
最近では高負荷による関節の負担がなく女性でもできるスロートレーニング(スロトレ)などダイエットを試みるにあたって筋トレは有効であることが分かります。
そして、筋トレをした後に有酸素運動を行うと脂肪燃焼効果が高まることが分かっています。
筋トレをすると脂肪を分解し、血中の遊離脂肪酸を上昇させる成長ホルモンの分泌が高まります。その後血中脂肪を燃焼させる有酸素運動を行う事により、エネルギーを消費させます。
さらに、運動後のストレッチなどのクールダウン・整理運動は脂肪燃焼効果を持続させる効果があるとされています。
筋トレ⇒有酸素運動の順番が大切で、ウォーキングやジョギングをした後に筋トレの順では効果は半減しますし、走ったりした後疲れた状態での筋力とレーニングは効果がなくなってしまいます。
有酸素運動で効果を発揮させるための速度・タイミング・時間のほかに「心拍数計測」を取り入れるとさらにダイエット効果を上げることができます。
歩行時の最適速度6kmを計測するよりも簡単でより個人ごとの正確な速度を計測できる心拍トレーニングがおすすめです。
心拍計付きのストップウォッチや腕時計を利用すれば簡単に測定できます。
脂肪燃焼の心拍数計算/ウォーキングダイエットで効果的な有酸素運動
エクササイズやダイエットに欠かせない心拍計測・消費カロリー表示はもちろん搭載し、自転車やランニングなどあらゆるスポーツに対応したバウアーハイスペックモデル!
脂肪燃焼効果を発揮する全身運動のウォーキング。その3倍のカロリー消費を可能とするフィットネスバイクダイエット専用『サイクルツイスタースリム』
通常のフィットネスバイクは足のサイクル運動だけですが、ここで紹介する「サイクルツイスタースリム」は下半身だけでなく、ペダルと特殊加工のハンドルが連動しているので上半身の運動を同時に行う全身運動が可能!
10分間のエクササイズで30分間のウォーキングに相当するダイエット効果があり、短期間でのシェイプアップが可能。
足だけの負荷に偏らない全身運動なので、筋肉太りのふくらはぎや太ももを細くする脚痩せダイエットに最適です。
膝が痛くて歩けないという方にも、サイクルツイスタースリムは膝の負担をほとんど感じることなく行う事ができます。
下のプロモーション動画を見れば詳しい内容がすぐにわかります。
燃焼系サプリには、巷では「運動前に飲むだけで脂肪燃焼アップ!」とうたった宣伝されています。果たして効果はあるのでしょうか??
まずはじめに言っておくことは、こういったサプリメントは飲むだけで痩せることは絶対にありえません。あくまで運動と併用して初めて効果を発揮します。さらに、規則正しい食生活と生活習慣は必須です。これらが乱れていては、一向に効果を期待できることはありません。
手軽にいつでもできる電動ウォーカーの文字が見えにくいといった悩みで、歩行中の文字が見えない、ササッとボタンが押せないなどの問題を解決した、お年寄りや盲目の方、リハビリを必要とされる方にお勧めの、家庭用低速型電動ウォーカーをご紹介しましょう。
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サプリメントは医薬品ではなく食品類にあたるため、飲むタイミングや時間は明確に表示はされていません。効果的な摂取のタイミングは、運動の約30分前の空腹時がベストです。ちょうど消化吸収された状態で運動すれば効率的に脂肪燃焼を期待できます。
サプリメントはあくまで補助食であり、即効性があるわけではありません。最低でも3か月は続けることが大切です。くれぐれも過剰摂取は避けるようお願いします。
脂肪燃焼効果を得るためには、20分以上継続して歩かなくてはいけないといわれていましたが、最近の研究ではコマ切れの運動でも脂肪燃焼効果はあるという報告がでています。
30分の時間連続歩けない場合や、時間の確保ができないかたでもたとえ5分・10分に分けて歩くようにしても効果をえられるのです。
ただし間が空きすぎると効果が出にくくなってしまいます。